2011年02月23日

亀屋陸奥の「松風」

matsukaze.jpg 京都にはいろいろな銘菓があるが、全国的にはなかなか知られていないものも、まだある。今もなお、さまざまな京都本が出たり、インターネットで京都情報が流されているが、なぜか他府県の人からその名を聞いたことがない銘菓…それが「松風」だ。松風の原型は、今からさかのぼること約440年、1570年に兵糧としてつくられていたものだという。おそらく長い歴史の中で気が遠くなるほどの試行錯誤が繰り返され、今の形になったのだろう。
 ところで、俺様この「松風」が大好物なのだ。なんていうのかなぁ…カステラやどら焼きなど、他の焼き菓子とはまったく別次元のもっちりした食感、香ばしい焼き目とケシの実の風味、やさしい甘さと深い味わい…とにかく食べ始めると止まらない。実は決してお安くないお菓子だということはよくわかっている。でも、本当に食べる手を止めることができないのだ。驚くのは松風の材料。小麦粉、砂糖、麦芽飴、白味噌、ケシの実、以上。俺様、あのモチモチ感は、絶対に米粉を使っていると思っていた。でも、米粉は使わず、先ほど紹介した材料をこね、自然発酵させて出来上がった生地を直径約45.5cmの一文字鍋に流し込み、表面にケシの実を振りかけて焼き上げて完成するという。たったこれだけで、なんでこの魅惑の味わいと食感を生み出せるのか?本当に驚きである。
mutsupack.jpg さて、この松風、実は頂き物なのである。俺様のご近所に住んでいるアミーゴ“TSU-TSU”さまのご親族が、松風の製造をされている「亀屋陸奥」さんなのだ。亀屋陸奥さんは創業1421年。ジャンヌ・ダルクが囚われの身となるおよそ10年前の創業というわけですな。京都の歴史って、ほんとうにすごい!で、たまに俺様、“TSU-TSU”さんから、松風をいただくのだ。いつも頂くのは、本来丸状に焼き上げる松風を四角に切り出した時に出る切れ端をたっぷり詰め込んだ「松風徳用袋」!俺様もそうだが、妻のボニータも「耳」に目がない(なんかおかしな日本語やな…)。キレイな四角もありがたいが、食感の変化に富んだ耳は俺様とボニータにとって、まさに福袋なのだ!それを時折いただけるんだから、なんて「しやわせ」なんだろう〜。“TSU-TSU”さん、またよろしくお願いします!…というわけで、いただいた松風はあっという間に完食!あ〜おいしかった。
 ともあれ俺様はいつでも元気です。
posted by TSUKA at 00:02| Comment(2) | FOOD

2011年02月13日

桂甫作 親王飾り

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 今年は娘ポルトの初節句ということもあり、ひな人形を手に入れることになった。昔、取材で一度お世話になったご縁もあって、「ひな人形ならここ!」思っていたのが、ご近所の安藤人形店。取材した際、お顔、着付け、そしてなによりも大切な存在感すべてにおいて、見とれるほど素晴らしかったからだ。ということで、俺様、ボニータ、ポルたんの3人揃って、安藤人形店にお出かけすることになった。展示場に行くと、そりゃもう見事なひな人形がたくさん並んでいて、目移りしまくり!見ているだけで心が華やぎ、「あぁ、やっぱり日本の文化っていいなぁ」と思った。そして、安藤忠彦専務にいろいろ説明をしていただき、決めたのが、この親王飾りだ。作は専務のお父上である桂甫さん。京ひな人形は頭師、人形師、織物師、小道具師、手足師、髪付師、着付師によって、分業でつくられる。安藤人形店は着付師のお店で、ひな人形の総仕上げを担当されている。そして桂甫さんは、人形着付師として、唯一天皇陛下から黄綬褒章を拝受された方。さらには「現代の名工」として厚生労働省から認定されている。名人・猪山さんが手がけた頭のお顔は精巧で、貴賓が高い表情。殿が着ている黄櫨染(こうろせん)は宮中で最も格式高い色として用いられているもの。ボニータの希望により、若干姫の着付けを変更してもらった。
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 うちは男兄弟だったので、ひな人形を飾ったことがなかったが、家に飾ると、かなり場が華やいで気持ちが明るくなる。京都では殿を右、姫を左に飾るのが伝統的らしいが、今のところうちでは全国区ルールに合わせている。やっぱりローカルルールに合わせようかなぁ…。昔は、こういったものにまったく興味がなかったんだが、今はうれしくてひな人形を何度も眺めたり、写真を撮ったりして、ひな祭り気分を楽しんでいる。
 ともあれ俺様はいつでも元気です。
posted by TSUKA at 15:23| Comment(0) | ツカコレ!

2011年02月07日

顔面読本。

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 遅ればせながら、というか、今さらながらの話。つい先日、Facebookにデビューした。先日、東京に出張に行った時、友人のスミノフから「SNSをうまく活用していこう!」と提案され、その尻馬に乗ったというわけだ。ちょうどTwitterをうまく活用できずに迷走していた時だったので、「いくらユーザ数が多くても、眉唾もんやなぁ」と斜に構えつつも、とりあえずアカウントをつくった。…するとである!想像以上に便利な(というか、俺様のニーズに合致した)サービスであることに驚いた。
 まず最初に友達捜しをしてみた。知り合いの名前を検索すると、みつかる、みつかる!特にイスラエルでともにボランティアをしていた仲間たちの行方と近況がわかったことは、俺様にとって大きな収穫!さっそくメッセージを送ると、次々と返事が返ってきて、旧交を温めることができた。ついにはチャットまで始まり(というか引きずり込まれ)、まるでイスラエルにいた8年前に戻ったような気分になった。
 がしかし、それだけではFacebookを活用しているとはとても言えない。今後は、単に仲間内で盛り上がるだけではなく、SNSの利点を活かしたアクションをどんどん起こしていきたいと思っている。さぁて、何を始めようかな?
 ともあれ俺様はいつでも元気です。
posted by TSUKA at 14:27| Comment(0) | よもやま話